コロナ禍での営業
緊急事態宣言が解除され、6月に入って予約も動き始めた矢先に第2波に繋がりそうな感染者数の増加。
経済を回す事も大切ですが、正直国民全員が同じ方向を向かない限りはいずれにせよ減少傾向をたどるのは難しいでしょう。
それでも今後、海外との往来がより広がれば日本国内だけの話でもなくなります。
コロナ禍での追い打ちをかける九州の豪雨は本当に心が痛みますし、まだ自分は甘い状況の部類だと認識しています。
各社のホームページを見ていると泣き言をブログで書いている人もいますが、ぶっちゃけ大多数は同じ状況です。
とは言え日々の営業は続けながら会社運営していかないといけないのです。
こういった状況になり怪しいコピペの営業メールも鬼のようにきます。
最近は弊社もオンライン対策やホームページの修正をガリガリやっていますが、全てがオンラインのみで完了出来るビジネスモデルではなく、オンラインユーザーのみでビジネス展開していくのは中々至難の業ですし、本当にやりたい事かと言われるとクエッションです。
現在2代目、3代目などで代替わりしても、元々ビルを持って1室でやっている老舗テーラーなんかも多いですが、それ以外のほとんどが家賃交渉も効かない、家賃収入も無い、身体一つで始めた人達ですから家賃や人件費の心配もあり見通しが立たない不安な日々を過ごしている事に共感します。
戻り始めた御新規のお問い合わせはもちろんですが、一方でオンラインでの購入や近隣の顧客様や常連の方々による来店での御注文には本当に助けられています。
当然、世代によってお店に貢献してくれる大切なお客様の流入経路や利用方法も異なります。
先日終わった消費者還元事業の集計内容のとりまとめも効果があったように書いていますが、実質内容を理解していた人は4割程度。
3割程度の人は還元率すら知らない人がいたという、周知されていなかった事実が浮き彫りになったと私は受け止めています。
弊社はもちろん以前からキャッシュレスでのお支払いがメインでしたが、新規のお店側はこのタイミングであわよくば集客したいので、キャッシュレス端末を導入する良い機会になりましたし、還元事業を終えたこれから先に、消費者の方がキャッシュレス決済を利用出来る店舗が増えた事で、徐々にお上の意向に添っていければ良いですね。
どちらかと言うとコロナ禍での金銭の手渡しを避ける為のキャッシュレス化の方が現実的に効力がありそうな気もしますが。。。
集計を見ていても母数が少ないとは言え、業種によっては人からネットへの完全移行にはもう少し時間がかかりそうです。
オンラインとリアル店舗は一時共存状態から徐々にそれでも移行していくことでしょう。
現にオーダースーツ業界はIT関連企業の参入が多くなっていますし。
ショップやサロンのホームページ更新を見ていて半年間経っていたり、最終更新が2015年だったりするのを見かける事がありますが、消費者的にはかなりのマイナスなんでしょうね。
人が動いているお店は見ていると、共通して内容も動いています。
弊社も店舗の方のホームページ更新はネットで頑張ってくれる社員の1人だと思って大切に更新していきます。
是非お時間ありましたら店舗のホームページを御覧になってみて下さい。
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株式会社odd(オッド)
代表 野間